たんぱく質は
全身のあらゆる細胞のもとになる
重要な栄養素です。
たんぱく質が不足すると
ホルモンバランスや自律神経の乱れ
冷え性など多くの不調を引き起こします。
健康な肌をつくるために
欠かせないコラーゲンの合成も停滞するため
乾燥肌やニキビなど
肌荒れの原因となってしまうのです。
たんぱく質は
肉や魚、卵、大豆製品、乳製品に
豊富に含まれています。
美容と健康のためにも
意識してたんぱく質を
摂取するようにしましょう。
脂質の取りすぎは、
肥満や生活習慣病などの原因となる一方で
適度な脂質の摂取は美容に欠かせません。
脂質は、
細胞膜やホルモンの材料になるほか
脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の
吸収を促すなどの働きがあり
不足してしまうと
様々な皮膚障害を引き起こします。
中でも、必須脂肪酸と呼ばれる
・リノール酸
・α–リノレン酸
・アラキドン酸
は、体内で生成することができないため
食品から摂取しなければなりません。
理想的な脂質の摂取量は、
1日の総摂取エネルギー量の
20~30%程度が望ましいとされています。
脂質は体内で1gあたり9kcalとなるので
20代の女性が
1日に必要なエネルギー量である
2000kcalを基準にして考えた場合
必要な脂質は約55gになります。
脂質は
・肉の脂身やラード
・バター
・ごま油
・オリーブ油
などに多く含まれていますが、
さまざまな食品から
複数の種類の脂質を
バランスよく摂取するようにしましょう。